少年科学館の春夏秋冬 | 平成27年度版

目次

  • 3月の科学館 小さな、小さな春

    ちいさな,ちいさな春を見つけました。

    • 1.ナズナ(ペンペングサ)

      ナズナ(ペンペングサ)

      ナズナ(ペンペングサ)

      平たいハート型の果実で、1回は遊んだことのある草かもしれません。春の七草の一つで、道ばたや畑でよく見かけます。

      3.ウメ

      ウメ

      ウメ

      今年は満開になるのが早いようです。ウグイスの鳴き声が聞こえてきそうです。

      ツバキ

      ツバキ

    • 2.ハコベ(ハコベラ)

      ハコベ(ハコベラ)

      ハコベ(ハコベラ)

      春の七草の一つで、食べることができ、やはり道ばたでよく見かけます。茎の片側に1列に毛が生えているのが特徴です。

      4.ツバキ

      ツバキ

      ツバキ

      センターにはたくさんのツバキの木があります。色もいろいろです。

      ツバキ

      ツバキ

    みんなが待っている春。5日の啓蟄を過ぎ、"暑さ寒さも彼岸まで"といわれるように暖かい日、寒い日を繰り返しながら春へと向かっています。変わっていく春を見つけに科学館へ来てね。 ひかる

  • 2月の科学館 鳥

    芝生の広場に鳥たちが集まってきました。

    • 1.ハクセキレイ

      ハクセキレイ

      ハクセキレイ

      白いほほで、「チュチュン、チュチュン」と鳴き、ちょこちょこと駐車場などを歩く愛くるしい鳥です。尾羽をチョンチョンと上下に振る姿が特徴的です。

      3.キジバト

      キジバト

      キジバト

      よく見かける翼や背に茶色のうろこ模様,首にしま模様の鳥はキジバト。ほぼ一年中雌雄二羽でいることが多い鳥です。雄が、「デッデ、ポッポー」と低い声で鳴きます。

    • 2.シジュウカラ

      シジュウカラ

      シジュウカラ

      白いほほで、胸から腹にネクタイ模様のシジュウカラ。「ジュクジュク」と濁った声が特徴です。

      4.鳥の巣

      鳥の巣

      鳥の巣

      冬になって木の葉が落ちると、それまで気づかなかった鳥の巣を発見することがあります。この巣は、カラスかオナガでしょうか?昨年、作りかけてやめてしまったようです。

    立春を過ぎて、暦では春。
    春は「光の春」、「音の春」、「温度の春」の順にやってくるといいます。
    少年科学館に来て、小鳥たちのさえずりを聞きながら「音の春」を感じてみてください。 ひかる

  • 1月の科学館 ナンテン

    サザンカの生け垣の中から生えてきているのはなんでしょうか?
    ナンテンでした。

    • ナンテン

      サザンカの生け垣の中のナンテン

      2.楽しむ

      雪兎

      ナンテンは音が「難を転ずる」に通じるので、縁起のよい木とされています。また、フクジュソウと一緒にして「禍を転じて福となす」ともいわれています。お正月の生花などにも使われますね。

      福寿草
    • 1.ナンテン

      ナンテンは元々暖かい地域の植物で、さし木や種まきでふやすことができます。
      時には思いもよらないところから顔を出していることがあります。
      違う花や木のあるところには種まきはしないので、写真のような場合は、鳥などが種を運んでくれたのでしょう。
      「こんな所にナンテンが・・・・」などという場所で見つかるかもしれません。

      ナンテン

      ナンテン

      門松のイラスト

    平成28年が始まりました。
    「ナンをテン」じてよりよい年にしていきましょう。
    今年もヒカルに会いに来てね。 ひかる

  • 12月の科学館 冬を越す虫たち

    いよいよ寒さも本番。本格的な冬支度をする時期になりました。虫たちはどうしているのでしょう。

    1.冬越し

    周りの気温によって体温が変わる虫たちには、気温の下がる冬は絶体絶命のピンチです。
    虫はどのような姿でこのピンチを乗り切るのでしょうか。
    虫たちは、「卵」「幼虫」「さなぎ」「成虫」の姿でやがてくる暖かい時期を待っています。

    2.センターで見つけた虫の冬越し

    「卵の姿で冬越し」みんなで見つけてみましょう

    • 幼虫の姿で冬越し

      幼虫の姿で冬越し

      幹にぴったり付いています。

      さなぎの姿で冬越し

      さなぎの姿で冬越し

      幹の色とほとんど見分けがつかないくらいで固いまゆです。

      成虫の姿で冬越し

      成虫の姿で冬越し

      幹について止まっています。

    • 幼虫の姿で冬越し

      幼虫の姿で冬越し

      葉っぱの裏に付いています。

      幼虫の姿で冬越し

      c

      ネームプレートを裏返してみると、内側まで入り込んでいます。

      成虫の姿で冬越し

      成虫の姿で冬越し

      シャクガの仲間には幹に似た模様をしているものもいます。

    外は寒いけど、科学館の中はビニルのカーテンなどで暖かくなっています。外で虫たちを見つけたり、科学館で遊んでみたりして楽しんね。 ひかる

  • 11月の科学館 クロガネモチ

    緑色と赤色というとどんな植物を連想しますか。生涯学習センターの芝生の近くに、つやのある緑の葉と赤い実がいっぱいついている木を見つけました。クロガネモチです。

    • 1.クロガネモチという名前

      クロガネ(黒金)というとなんだか頑丈な木に感じられますね。
      名前の由来は、枝や葉が黒みがかっていてつやがあるからということです。そして、「クロガネ」の名前の通り潮風や大気汚染に耐える力をもっているという丈夫そうな木です。また、「クロガネモチ」の音から「苦労して金持ちになる」の語呂合わせに通じるので、縁起がよい木として庭木にもなっている地域もあります。

      クロガネモチの実

      クロガネモチの実

      2.クロガネモチ

      明るいところを好み、日本では茨城・福井以西の本州、四国、九州、琉球列島に分布しています。葉は楕円形で波打ち、深緑色でつやがあります。自然に生長させておくと、枝はぐねぐねしながら四方八方へのびていきます。

      クロガネモチの枝

      クロガネモチの枝

    • クロガネモチの木

      クロガネモチ

      クロガネモチの葉

      クロガネモチの葉

      クロガネモチの木

    生涯学習センターにきて、たくさんの赤い実をつけるクロガネモチ見上げながら、一日を過ごしてみませんか。 ひかる

  • 10月の科学館 イヌシデ

    読書の秋、運動の秋、食欲の秋・・・などなど秋にはいろいろな秋がありますね。
    お祭りの秋でもあります。

    • 1.イヌシデ(犬四手)

      神社や神棚に飾るしめ縄についている細長く切った白い紙を紙垂(しで)といいます。紙垂が垂れ下がった形と果穂(かすい:小さな果実が穂のように集まったもの)が似ているので、シデという名前がついたといわれます。
      シデの仲間の一つ、イヌシデが生涯学習センターの北駐車場の信号の近くにあります。
      イヌシデはクマシデと似ています。見分け方のポイントとして、イヌシデは幹がややねじれ、縦の白い縞(しま)があり灰白色なこと。葉はくさび形で側脈(そくみゃく:葉の中心の主脈から出ている葉脈)が12~15対。果穂は、クマシデに比べるとまばらなこと、などがあります。

      神棚に紙垂が飾られている様子

      神棚にしめ縄が飾られている様子

      イヌシデ

      イヌシデ

      2.シデ

      シデの仲間は北半球の温帯に30種類くらいが知られています。日本にはサワシバ、クマシデ、アカシデ、イヌシデ、イワシデの5種類が見られます。

    • イヌシデ

      イヌシデの果穂(かすい)

      イヌシデ

      イヌシデの果穂のアップ

      イヌシデ

      イヌシデの幹

    陽だまりで風に揺れているシデの花序は気持ちよさそうで中に入ってみたくなります。過ごしやすい季節、野山に出かけたり、科学館に来たりして楽しみましょうね。 ひかる

  • 9月の科学館 ススキ

    野山でススキが風に揺れ、庭からも秋の虫の合唱が聞こえてきます。
    生涯学習センターでもススキを見つけました。

    • ススキ

      ススキ

      1.ススキ

      オバナ(尾花)、カヤ(茅や萱と書く)とも呼ばれ、日本全国日当たりのよい山野で見られる多年草の植物です。
      根元にはしっかりした地下茎があり、大きな株で束になります。
      夏から秋には、茎の先に十数本の花穂をつけます。種子には白い毛が生えているので花穂は白っぽくなります。風で揺らして種子を飛ばします。
      茎は、1960年代頃まで多く見られた茅葺き屋根の材料になっていました。

      お月見のイラスト

      2.秋の七草

      秋の七草は、ススキ、ナデシコ、オミナエシ、キキョウ、クズ、ハギ、フジバカマです。花を思い浮かべると色とりどりで華やかな感じがしますね。

    • ススキの写真

      ススキ

      ススキ

      ススキ

      秋の七草のイラスト

      秋の七草

    十五夜にはススキなどを飾ってきれいな月を眺めて楽しみます。
    今年は9月27日。
    皆さんはどこでこの月を見上げるのでしょうか。 ひかる

  • 8月の科学館 サンゴジュ

    この赤い実、何の実でしょうか。何かに似ていませんか?

    • サンゴジュの花のアップ

      サンゴジュ

      1.サンゴジュ

      赤い実がたくさんついて目を引くこの木はサンゴジュです。
      小さな楕円形の熟した果実が海のサンゴを加工したものににているので、サンゴジュという名前がつけられました。
      葉は厚くてつやがあり、実の赤と葉の緑のコントラストも鮮やかなサンゴジュは眺めて楽しむほかに、生け垣として多く使われています。

      2.サンゴとギリシャ神話

      “サンゴ”ときくと、まず生き物のサンゴを連想するかもしれませんね。
      石みたいに見えるけれど動物なんです。
      同時に思い出すのは宝石の“サンゴ”。
      ギリシャ神話の中にサンゴの誕生の話があるので読んでみてくださいね。ペルセウス、ペガスス、メドゥーサなどが登場しますよ。

    • サンゴジュの実のアップ

      サンゴジュ

      サンゴジュの花のアップ

      サンゴジュ

    青い空をバックに赤い実を見ていると、なんだか海に行ったような気分になるね。
    生涯学習センターには、サンゴジュの木がたくさんあるので、見つけてみてください。 ひかる

  • 7月の科学館 ネジバナ(モジズリ)

    生涯学習センターの芝生でネジバナを見つけました。小さくて桃色の花です。

    • ネジバナのねじれている様子

      ネジバナ

      ネジバナが並んで咲いている様子

      ネジバナ

    • 1.ネジバナ

      散歩やジョギングなどの時に見つけたことがありますか。花の色と茎の周りにくるくる回っている花のつき方に知らず知らずの間に足を止めてしまいますね。ネジバナは私たちの身近なところで自生しているラン科の花です。芝生や鉢植えの土に落ちた種から発芽して丈夫に育っていきますが、同じ花を長期間育てることはとても難しいことが知られています

      ネジバナ

      ネジバナ

      2.巻き方

      茎の周りに花がくるくるとらせん階段のように並んでついていますが、まく方向は右巻き、左巻きどちらかに決まっているのでしょうか。花のつき方が右巻き、左巻きのものは同じ数くらいで見られるそうです。

    花は、見上げるように大きくて目立つものから、気がつかなければそのままになってしまう足下の小さなものまでいろいろあるんだね。ネジバナを生涯学習センターでも見つけてみてね ひかる

  • 6月の科学館 アジサイ

    6月8日に前橋も梅雨入りし、雨の多い日々をうまく過ごしていく季節を迎えています。そして、草花も水を得、光を得て成長を続け、アジサイもますます輝く時期になってきました。
    アジサイという名前は「アジ」は「アツ」で集まること、「サ」は真、「イ」は藍の約されたもの(青い花がまとまって咲くからだといわれている)という所からつけられたという説が有力ということです。

    • アジサイの花全体の画像

      アジサイ

      生涯学習センター東側のアジサイの花は、花びらのように見えているところは萼(がく)で、花は中心にある点のようなものです。点のような花は、開くとおしべとめしべがありますが、実はできません。このような花を装飾花(そうしょくか)といいます。

      アジサイの花のアップ

      アジサイアップ

    • 1.アジサイ

      少年科学館職員の自宅場所で見つけたガクアジサイの花は、周りは装飾花、中心は両性花からできています。両性花というのはおしべとめしべがあります。

      ガクアジサイ

      ガクアジサイ

      2.花の色

      「紫陽花の 末一色となりにけり」(小林一茶) アジサイが楽しませてくれるのは、一瞬一瞬の花の色と変わっていく色ですね。主に植えてあるところの土の酸性度によって色が変わり、土が酸性なら青、アルカリ性なら赤になります。けれども、土の酸性度の影響は種類によって強弱があり、全部のアジサイに当てはまることではないようです。

      アジサイの色の変わる様子

    雨の日の遊び方はいろいろあるけれど、少年科学館も展示室やプラネタリウムなどがあって楽しいよ。皆さん、ぼくに会いに来てね。入り口のところで待っています ひかる

  • 5月の科学館 街路樹

    ハナミズキ、ツツジ、ウツギ、サツキ・・・いろいろな花が、それぞれの出番を待っていたように次から次へと咲いています。木々も大きく大きく空へ伸びていく季節になりました。
    生涯学習センターの周りの街路樹も日に日に大きくなっています。

    • ハナミズキ

      ハナミズキ

      2.街路樹のこれから

      街路樹は街の美しさ、暑さを防ぐ、歩道への車の進入を防ぐなどたくさんの役割があります。
      森林などの自然に植えられた木々と違う環境に植えるので、木々にとって苦痛であったり、社会にとって負担になったりすることもあります。
      植える場合は木の適応性、道路環境、10年後や20年後の成長した姿と必要な養生、町並み、交通安全などを考えて植えていくことになります。

      イチョウの木

      イチョウ

    • 1.街路樹の今昔(いまむかし)

      街路樹は、市街の道路に沿って植えられた樹木を指します。
      一番古いといわれているのは、今から3000年くらい前にインドのカルカッタからアフガニスタンを結ぶ道路に植えられた街路樹とされています。
      中国でもおよそ2500年くらい前には植えられていたということです。
      日本では、6世紀後半にクワが植えられたのを初めに、タチバナ、ヤナギ、モモ、ナシ、サクラ、ウメ、スギ、ケヤキ、マツなどが植えられてきました。そして、1907年にはスズカケノキ、イチョウ、ユリノキ、アオギリ、トチノキ、トウカエデ、エンジュ、ミズキ、トネリコ、アカメガシワの10種類が選ばれ、植えられて現在までの街路樹の元となりました。

      トウカエデ

      トウカエデ

      さつきのはな

    散歩で歩くとき、車に乗って出かけるときなど街路樹を意識して見ると、出かける楽しみがもう一つ増えることでしょう。これからも、生涯学習センターの周りの街路樹がどのように変わっているか、きたときに見てくださいね。 ひかる

  • 4月の科学館 さいたさいた何がさいた

    日本人にこよなく愛されているサクラ。
    前橋市ではサクラが3月28日に開花し、平年より3日、昨年より1日早かったということです。
    今、庭や町並みの花は、どうなっているでしょうか。

    • さくらのき

      サクラ

      2.ツバキ

      生涯学習センターの南側や北側の道路沿いできれいな花を咲かせています。
      「日本書紀」「万葉集」「源氏物語」にも登場しているツバキは、古くから日本人に愛されてきました。特に江戸時代になって多くのところで栽培されるようになり、たくさんの品種が作られてきました。
      現在、切手に登場したり、自治体の木として、日本各地の県や市で採用されています。

      ツバキの花
    • 1.サクラ

       前橋市のサクラの満開日は昨年が4月3日、平年は4月6日ということですが、生涯学習センターでは、この日を待たずに満開になっています。
      木が高く、東側の道路沿いにあるので、自動車で通っても見えます。
      サクラは、花芽や葉芽を作る、休眠する、休眠打破になる、開花するという道のりをたどって満開を迎えています。
       きれいな花になるまでとこれからの準備を思いながらサクラを見上げると、感慨深いものがありますね。

      さくらのはな
      つばき

      ツバキ

    春の初めは黄色の花が多いですが、これからは白、ピンク、赤・・・・・といろいろな花が見られますね。
    どんな花があるか、気をつけて見てみましょう。
    楽しみですね。 ひかる